- 開館日 月曜日~金曜日
- 閉館日 土曜、日曜、日本の祝日
- 開館時間 9時半~17時半
(※ビザの申請・発行は12時半まで)
年末年始、ゴールデンウィークなどの特別期間は、その都度お知らせします。
「第3回半田スカラシップ・カンボジア遊学生報告」
途上国で歯科の支援がしたいと強く望んでの、カンボジア3回目の滞在。この国はやはり、元気で、魅力的な国だった。
到着早々、たまたま開催されていたFDI(国際歯科連盟)学会に、友人から招待してもらい参加した。日本の学会では学生の姿はあまり見られないが、カンボジアでは学生が受付に立って仕切り、海外の有名な先生に堂々と大勢の前で質問している姿を見て、この国の人の勉学に対する姿勢に感服した。今はポルポト時代の影響で歯医者も少ないが、きっとこの友人たちが将来、カンボジアの人々の口の中を良くしていくのだろうな、と明るい未来が見えた気がした。
私がやりたいことは、カンボジアの人々の手でカンボジア人の歯科衛生状態を良くしていく、そのお手伝い。貧しい歯科学生が、「もっと貧しい地域の人のためにボランティアがしたい」といった言葉は一生忘れないであろう。そんな人たちが、この国には沢山いる。そのような人たちに、日本で学んだ正しい知識、テクニックを教え、どのようにボランティアを進めていくかを教えていけたらいいと思う。歯科学生の友人達と、お酒を飲みながら将来の夢を語り合えたし、友人の結婚式にも参加し、同志の幸せを祝福してきた。
また、孤児院での歯科検診や田舎の歯科医院での診療の手伝い、学校でのブラッシング指導やフッ素入りの歯磨剤のプレゼントなど、小さいことではあるが実践することができた。今回の遊学で感じたことは、「一人でやれることは限られているが、カンボジアにおける教育という観点でのボランティアは、無限の可能性が秘められている」ということであった。
福岡歯科大学歯学部 斎藤 景子