名誉領事館からのお知らせ

半田スカラシップ~カンボジア遊学生~ 第3期生の合格者発表

 九州とカンボジア、日本とアジアをつなぐ「若き架け橋」となってもらう人材として、在福岡カンボジア王国名誉領事館と西日本新聞社が公募していた短期留学制度「半田スカラシップ~カンボジア遊学生~」第3期生が、厳正な審査の結果、以下の5名に決まりました。

★九州大学3年 中村文香さん
(カンボジアと九州をつなぐビジネスモデルの検証と、茶道を通した日本文化の紹介)

★九州大学3年 柳原歌代子さん
(医学生として、医療現場で貢献し、同時にピアニストとして音楽を通した交流を目指す。初の海外体験)

★福岡歯科大学5年 斎藤景子さん
(歯学部生として途上国の歯科事情を学ぶとともに、地方の孤児院などでブラッシング指導や口腔衛生管理のサポートを行う)

★琉球大学4年 仲由布子さん
(高い語学スキルを生かして「教育と貧困」について検証。また「途上国で、日本語教師として働く」という将来の目標に向けたステップにする)

★東海大学3年 高橋梨沙さん
(カンボジア農業を実際に体験。農学部で学んでいることを生かし、途上国の農業の問題点を調べ、同時に、食文化を通した国際交流の輪を広げる)


5名の皆さんは、それぞれが立案したプログラムに沿って渡航計画を立て、半田スカラシップ第3期生として、カンボジアの実情を見て、その経験を、九州のみならず、国内外で、さまざまな形、手法でフィードバックしていただきます。
なお、辞退といったケースが生じた場合は、追加合格を出す可能性があります。
 合格者は、以下の遊学条件のもとに、旅程を立て、行動することになります。

■遊学条件
①各自、指定された「遊学計画」を提出し、原則として在福岡カンボジア王国名誉領事館で行う渡航前オリエンテーションに参加。危険が伴うと考えられる場所、施設などについては、中止、変更を承諾していただきます。

②留学資金は最大30万円(滞在日数で異なる)。遊学期間は出発から帰国まで含め最大30日間。遊学中は、規定の保険に加入していただきます。

③帰国後、「遊学」レポートの速報(500字程度。写真など)、しばらくして公式レポート(2000字程度。写真、映像など)を提出していただきます。レポートの著作権は在福岡カンボジア王国名誉領事館に帰属します。また、レポートは在福岡カンボジア王国名誉領事館の公式サイト、西日本新聞の紙面および公式サイト、データベースに掲載されることがあります。

④半田晴久名誉領事を囲んだ、遊学生による座談会や公開型報告会などを予定していますので、必ず出席していただきます。その内容は、在福岡カンボジア王国名誉領事館の公式サイト、西日本新聞の紙面および公式サイトに掲載されることがあります。

⑤カンボジアの遊学先は自由ですが、半田名誉領事が支援を行っているカンボジア大学、シアヌーク病院、未来の光孤児院のうち、少なくとも1か所の訪問を義務づけます。

⑥遊学生に、西日本新聞記者が同行取材し、西日本新聞紙面に紹介することがあります。

⑦上記のほか、細目を定めた誓約書に署名・捺印していただきます。

在福岡カンボジア王国名誉領事館

  • 開館日 月曜日~金曜日
  • 閉館日 土曜、日曜、日本の祝日
  • 開館時間 9時半~12時半

年末年始、ゴールデンウィークなどの特別期間は、その都度お知らせします。

開館時間 9:30~12:30
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