半田スカラシップ・カンボジア遊学生企画 レポート

【第7期】カンボジアの自立に向けたこれからの新しい支援

 カンボジアの教育、発展、そして歴史をこの目で見てきました。今回この機会を頂けたことタイミング、私はとても使命を感じています。私は現在ガイダーという会社で事業の立ち上げを行っています。事業内容は主に教育とリクルートです。人材不足の日本の現状を解決すべく、現地からの人材派遣、ASEANからリクルートをしていきます。私達が一番力を入れているのが「教育」です。今世界では日本語を勉強している子供達が増えてきています。しかし、日本語教師が足りない、教育後の就職に繋がっていない、日本に来たはいいが、企業のミスマッチで逃亡するなど様々な問題があります。私は今このような問題を解決するために7月1日にできたばかりの会社、ガイダーで現地のユーザーが無料で学ぶ事が出来、そして求職者であればそれが就職に繋がるというシステムの作成を行っています。

image7_1_1.jpeg

 どのようなシステムかというと、携帯電話とネット環境さえあれば、どこでもいつでも無料で日本語、日本文化、資格的な部分まで学べるものです。そしてここで学んだデータが履歴書となり、日本企業がそれを見ることが出来るようになっていて、これを利用して欲しい人材を探すことができるという仕組みです。このシステムはまずベトナムへ配信することが決まっています。(もちろん全てをオンラインのみで解決出来ないので、オフラインも取り入れていきます。)

image7_1_2.jpeg

 しかしカンボジアでは、「このシステムはまだ早い」と言われておりました。そこで、今回、私は現地の教育について、実際の日本語学校や孤児院に通ったり、現地で働いている日本人の方々、そして日本語学校を卒業して働いているカンボジアの方々へ調査を行いました。今回私が訪問した所は、どこもボランティアで学校を運営しているところばかりでした。そのため、支援を受けているところが多かった。カンボジアを全体的に見ても「支援」「寄付」がとても多いと感じました。

image7_1_3.jpeg

 今回カンボジアへ行く目的でもありましたが、「魚にえさを与えるばかりではなく、魚にえさの取り方を教えたい」というものです。私は今回この機会を頂き、行く前は正直、生きて帰れるかなという印象を持っていたカンボジアでしたが、全てを見て知ってカンボジアが大好きになりました。そしてカンボジアの可能性、パワーも強く感じました。だからこそ、今のカンボジアはそろそろ寄付ばかりの時代ではないと感じました。その一つがボランティアで行っている日本語学校や孤児院などの運営です。ボランティアの意味を辞書でひいてみると、「自主的に無償で社会活動などに参加し、奉仕活動をする人のこと。また日本では、奉仕活動そのものを指すこともある」と出ています。

私はこれから、大好きになったカンボジアの人達が「自立」していけるような支援、環境づくりをしていきます。11月には、「たやま日本語学校」の4人の先生を日本によびます。今回私が感じた「教育」についての問題点をみんなで考えていこうと思います。そして私も来年3月までに再びカンボジアを訪れます。簡単な事ではありませんが、まずはカンボジアと日本、そして中国と日本、このようにして世界と日本をひとつにしていきます。今回のこのチャンス絶対に無駄にしません。




福岡大学 経済学部産業経済学科 山本紗弥華

在福岡カンボジア王国名誉領事館

  • 開館日 月曜日~金曜日
  • 閉館日 土曜、日曜、日本の祝日
  • 開館時間 9時半~17時半
    (※ビザの申請・発行は12時半まで)

年末年始、ゴールデンウィークなどの特別期間は、その都度お知らせします。

開館時間 9:30~12:30
問い合わせフォーム