きよらのカンボジア留学体験記

福岡教育大学初等教育教員養成課程で美術専修の2年生。2014年に在福岡カンボジア王国名誉領事館が実施する「半田スカラシップ~カンボジア遊学生」の第6期生としてカンボジアを訪問したのを契機に、美術でできる支援のあり方を考えるため、カンボジアに1年間留学中。

バッタンバン、ノリア孤児院の日々

今年の3月に私たちが企画した「オークンすまいるプロジェクト」で、クランドファンディングや福岡でのイベントにて、みなさまからいただきました大切なお金と応援が、大変かっこいいノリア孤児院のトゥクトゥクとなりました。本当にありがとうございました。
今私はこのノリア孤児院(Hope Of Children)に泊まり込んで、ボランティアなどしながら支援について学んでいます。毎日キャンプのような日を送っています。トイレは水をすくって流し、シャワーは溜めた水をすくってかかり、その水で手洗いや洗濯をし、調理は薪を割り、火を炊き、かまどを使います。子どもたちは当たり前にこなしていて、とても敵いません。
夜は星が満開で、こんなに夜は暗いものだったなと思うくらい綺麗な暗さです。蚊帳なしでは寝れないほど虫がいて、鈴虫のような虫とトッケイ(「トッケイ」と鳴くトカゲみたいな生き物=オオヤモリ)と猫と犬が合唱し、朝は鶏の鳴き声で目覚めます。
 嬉しいことの一つに、以前女の子に描いてあげた似顔絵を飾っていてくれたのです。なくしているだろうと思っていたので心底嬉しかったです。
来週あたりから図工教育もさせていただけることになりました。自然がたっぷりなカンボジアで自然を生かした授業を考えていきます。(6月17日)

在福岡カンボジア王国名誉領事館

  • 開館日 月曜日~金曜日
  • 閉館日 土曜、日曜、日本の祝日
  • 開館時間 9時半~12時半

年末年始、ゴールデンウィークなどの特別期間は、その都度お知らせします。

開館時間 9:30~12:30
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