- 開館日 月曜日~金曜日
- 閉館日 土曜、日曜、日本の祝日
- 開館時間 9時半~17時半
(※ビザの申請・発行は12時半まで)
年末年始、ゴールデンウィークなどの特別期間は、その都度お知らせします。
カンボジアの地雷撤去や被害者救済を続ける福岡市の一般財団法人「カンボジア地雷撤去キャンペーン(CMC)」(大谷賢二理事長)が、中古テレビや書き損じのはがきの回収など新事業に取り組んでいる。長引く不況に加え、東日本大震災以降、CMCへの募金が大幅に減ったため。新たな資金源を模索中だ。
CMCによると、震災後、個人や企業からの募金は5分の1に激減した。募金は現地の地雷撤去団体や病院に届けるが、この状況が続けば活動への影響が懸念される。
そこで昨年10月、中古テレビを福岡県とその周辺で回収し、カンボジアで販売する事業を始めた。CMCは、地雷で手足を失った人たちの自立支援に取り組んでおり、職業訓練を受けた地雷被害者が現地で家電を修理。テレビ販売の収益を同国での活動費に充てるという。
中古テレビは無料で回収するが、学校や企業など団体からの受け付けのみ。回収作業はCMCの活動を支援する企業が行う。ラジカセや冷蔵庫など他の家電も回収し、リサイクルするなどしてテレビの送料を捻出(ねんしゅつ)する。
昨年12月には、書き損じのはがきを回収、換金して地雷撤去団体などに送る活動もスタートした。今年3月までに3万枚を集め、約100万円を現地に届ける計画。海外進出を考える日本企業向けの経済視察ツアーも新たに始めたという。
CMCによると、1998年の活動開始以来、約10年で同国の地雷被害者は約6分の1に減少。だが、今も400万―600万個の地雷が残っており、年間200人以上が地雷の被害に遭っている。大谷理事長は「支援活動はやめられない。不用品を提供するだけ国際協力ができることを知ってほしい」と話す。問い合わせはCMC=092(833)7575。
【写真】中古テレビの修理をするカンボジアの地雷被害者(CMC提供)
2012年01月27日 西日本新聞