
- 開館日 月曜日~金曜日
- 閉館日 土曜、日曜、日本の祝日
- 開館時間 9時半~12時半
年末年始、ゴールデンウィークなどの特別期間は、その都度お知らせします。

カンボジアでは、リエルという通貨が使われています。硬貨はなく紙幣のみです。一般に出回っている紙幣で高額なのは5万リエル、一番小さい額は100リエルです。物価は基本的に日本より安いです。たとえば主食のお米は、種類にもよりますが1キロ3千リエル(約79円)ほどで買うことができます。昨年、サーカスの一座は日本公演中、毎日自炊していたそうですが、お米の値段の違いに驚いていました。
実はここでは米ドルも流通しています。ただやはり硬貨は流通しておらず、1ドル以下の支払いをするときはリエルでもできます。レートは日によって変わりますが、1ドル約4千リエルに換算されます。大きな額のドル札を使って買い物し、米ドルとリエルが交じったおつりがきたときは、額の確認がちょっと面倒です。リエルのレートがいいと両替する人も多く、街中や市場の一角にはいくつもの両替店があります。
ところで、カンボジア人はお金に関する質問をとてもストレートに投げ掛けてきます。市場の知らないおばちゃんに「お給料はいくらなの」と聞かれたり、新しい電話を買えば、同僚に「これいくらだった?」と聞かれたり。友人になぜこんな質問をする人がいるのか聞くと、「外国人だといくらもらっているのか気になるんだろう」とのことでした。「これいくら」ぐらいはいいですが、さすがにお給料なんて知らない人に打ち明ける気にはなれません。
(シエムレアプ在住サーカス団職員)
(写真)=街中にある両替店。カンボジアでは現地通貨リエルだけでなく米ドルも流通している
2014年9月22日 西日本新聞