カンボジア&九州ニュース

池内桃子さんの こんなとこだよ!カンボジア/都会ではもう暮らせない

 カンボジア生活が5年目を迎えました。あまり旅行もせず、そのほとんどをシエムレアプで過ごしてきましたが、小さい町なので友達ができやすかったり、好きなお店を見つけやすかったり、自転車での行動範囲内で生活が事足りたりと比較的住みやすさを感じながら暮らしてきました。しかし、長く住むとその小ささが窮屈に感じることがあるのも事実です。少しリフレッシュしようと、1週間ほどタイへ行きました。

 バンコクはとにかく都会でした。公共交通機関のまだないシエムレアプから来てすぐに乗る地下鉄やビルが立ち並ぶ風景が「あぁ移動して来たんだ」という気持ちを盛り上げてくれました。聞こえる言葉がタイ語ばかりというだけで、人が忙しくすれ違う様は東京のようです。

 地図を頼りに街を散策し始めて数時間。ビル群や人ごみ、ブランドの広告、エアコンの効いた電車などに圧倒され、ふらふらしてしまいました。どこへ行くにも地下鉄か、タクシーか、歩くのは遠いし…。だんだんと、行き先を告げてお金を払うだけのトゥクトゥクばかりのカンボジアが、恋しくなってきたのに気が付きました。なんということでしょうか。来たくて来たのにこんな気持ちになるなんて。大都会が初めてなわけではありませんが、あまりにも規模の違う場所へ来て戸惑ったのでしょうか。もしかしたらこの5年で、私は大きな街へのこだわりがなくなったのかもしれないな、と気が付きました。 

(シエムレアプ在住サーカス団職員)


写真:リフレッシュしようと訪れたバンコク。東京のように人が忙しくすれ違っていました

2016年3月28日 西日本新聞

在福岡カンボジア王国名誉領事館

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    (※ビザの申請・発行は12時半まで)

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開館時間 9:30~12:30
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