- 開館日 月曜日~金曜日
- 閉館日 土曜、日曜、日本の祝日
- 開館時間 9時半~12時半
年末年始、ゴールデンウィークなどの特別期間は、その都度お知らせします。
「ニャムバーイハウイナウ?」。現地語で「もうご飯食べた?」というフレーズが、食事の時間帯前後のあいさつになるほど、カンボジアの人は食べることを大事にします。ですから、忙しくても朝食をしっかり取ります。勤務前に外で済ませる人が多く、朝ご飯を求める人だかりを通勤途中によく見かけます。代表的なのは「バーイサーイッチュルーク」という炭火焼きの豚肉をご飯に乗せたものや、あっさりスープと米でできた麺の「クイティウ」など、朝からボリュームたっぷりです。いい匂いの漂う活気づいた食堂は、見ているこちらまで元気をもらえます。
手軽に食べられるものもあります。例えばワッフル。生地の中にはココナツの実を削ったのがたっぷり入っていて、これがカンボジア風です。しちりんで焼かれたワッフルは、外はカリカリしていながらも、もっちりとした食感がおいしく、朝から幸せな気分にしてくれます。手のひらほどのを2枚買っても、たった千リエル(約25円)です。
家を出てすぐのところで、ある女性が半月ほど前から売り始めるようになったのですが、それ以来ほぼ毎朝これをコーヒーのお供にしています。商売繁盛のようで、三つのプレートで焼いても追いつかないほど。たくさん買っていく人を私が待っていると、「2枚だけこの子に分けてくれない?」とその客に聞き、売り子さんが私を優先してくれることがあります。せわしない朝、心温まる瞬間です。
(シエムレアプ在住サーカス団職員)
写真:朝食のワッフルを目の前で焼いてくれる女性
2016年10月31日 西日本新聞